2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

たけくらべ

朗読 あらすじに感動し、朗読CDで読んでみる。 朗読の影響もあってか、言葉の流れ方がすごい。 文語調になれにゃならなく、それにもってこいな教材である。

その辺の問題

その辺の問題 (角川文庫)作者: 中島らも,いしいしんじ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/04メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (59件) を見る中島 らも (著), いしい しんじ (著) 迷ってから、はじめて旅は始まる。 会社勤めは、「会社…

PISA型「読解力」 考え方と実践

PISAが調査の対象とした範囲の考え方が、国語教育にはなかった。生徒がこれから出てゆく社会で、活用できる読解力。読み取り、自分のものとする力をつけるためには、どうすればいいのか。 これからの国語教育の考え方。 ま、何か正統な読みがあって、それを…

説明的文章の教材研究論

説明的文章の教材研究論 (1980年)作者: 渋谷孝出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 1980/09メディア: ? クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る どういった文章が国語の教材にふさわしいかという、教材以前の問題。どういう議論をすべきか。どう…

楽しく力のつく説明文の指導

小学校説明的文章の学習指導課程をつくる―楽しく、力のつく学習活動の開発作者: 吉川芳則出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 2002/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る 小学生に、具体的にどのように授業を進…

ものの見方・考え方

ものの見方・考え方―教育的認識論入門作者: 西郷竹彦出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 1991/03メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 国語の教材を、どういう風に読んでいくのか。どういった観点が必要なのか。 そして、な…

授業づくりの構造

授業づくりの構造 (TaiShuKan 国語教育ライブラリー)作者: 安居総子出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 1996/07/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 趣旨は、国語教師として、「授業」とは、どのように考えるべきか、とい…

電気

読む本なくて、読む。 やっぱ、この人らの思考回路おもしろいな。 シニカルなユーモア。アンチでありながらも、そうした屈折した自己をも対象化できる。

男子高生のための文章図鑑

中島らも 荒俣宏 大岡昇平 富岡多恵子「不許可写真」 それは、戦地での体験を昔の兵士が語る時に、たいていは感傷によっていい思い出だけがフルイにかけられて出てくるのに似ている。〜。実際、庶民の戦争体験記をいくら数多く集めても戦争なら戦争の正体を…

女子高生のための文章図鑑

吉田加南子 金井美恵子 子ども時代に読んだ秀れた少年少女小説というものは、たとえばシュヴァイツァーが、バッハの練習曲について、たとえ無理矢理いやいやながら練習させられた子どもでも、一度、バッハを自分の指で弾いたことのある子どもなら、その子は…

辛坊 治郎

[ 人研 ] まあでも大阪と東京で新聞コーナーなら新聞コーナーで読むわけじゃないですか。でやはり大阪の人と東京の人というのは感性が違うわけじゃないですか。 [ 辛坊 ] 全く意識しない。基本的にねぇ、それは大阪だから東京だからという以前に人間というの…

細谷亮太

TV

これは、見てしまう。 仕事を続ける上で、心を鍛えていったんだと思う。 納得させる考え方。のりきることができるように思わせる考え。 どうしようもない辛さにたいする。

日本語テクニカルライティング

わずかな項にさかれた、論理学に関する部分がよい。文章に必要な、エッセンスとしての論理学。ある視点から見た『倫理学』だと、目的がはっきりしていて、わかりやすい。 『文章の展開』 ①原因から結果、結果から原因 ②原理から応用 ③問題提起から解決 ④具体…

「追究の鬼」を育てる(教育新書)

面白い授業の条件 ・基礎的・基本的な内容が入っている ・学習方法がよくわかる(×教え、わからせ、理解させる授業 ・子どもが受け身の授業ではダメ ・わかっている」と思っていることを、ネタで揺さぶり、「わかっていない」ことに気付かせる。 →疑問をもた…

神さまがくれた漢字たち

[rakuten:book:11322657:detail] ここまで霊的なことが関わってくるのね。着いていけない。と同時に、白川静って人は、どこまで思考を深めたのだろうか、と考える。常人には理解できない域にまで、想像力が及んでいたのだろうと思う。それにしても字源は難し…

シリーズ授業 1 国語 1 漢字の字源をさぐる 実践の批評と創造

おもしろかった。 谷川さんが、けっこう批判的に捉えていて、他の人も、わりかし本音でズバズバと自分の意見を言っている。それが、他の教育関係の本にはない、表面的なものでおわらせないものを感じさせる。河合さんだとか、教師のもっている影響力に、どん…

発問上達法

読みにくい文章ではあるが、述べている内容は、はっきりしている。 発問のパターンを理解して、教師の側で使い分け、段階を踏んで深めていき、授業構成していかないといけないことがわかる。 こうやって文章にしてもらって、はじめてわかることがある。小学…

日本語の歴史

かなりわかりやすい。言葉の変化の理由が、ものすごく良くわかる。説明の流れと具体例の入れかたがうまいのだと思う。 これを読めば、日本語の変化がよくわかる。言葉の変化にちゃんとした原因があることがわかる。良書。

私のこだわり人物伝「横溝正史」

TV

日本人は恋愛映画はあたらない。 ヨコの線ではなく、タテの線は受ける。 「〜族」というのがよい。 この指摘するどい。ブームを読める、ちゃんとそれを分析できているというのが。

わかってる先生の読みとり講義

わかってる先生の読みとり講義 (下村式・国語教室)作者: 下村昇出版社/メーカー: 論創社発売日: 1999/06メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 文と文との関係を線でつなげる。中心文だと思うものに向けて→をつける。 中心文(=…

国語表現事典 (1981年)

東京堂出版 村松定孝 大矢武師 すなわち、物語・小説の場合では、「何をしたか」が説明ではなく、描写によって書かれていなければいけないのであって、小説でありながら、その表現が梗概になっていたり、作者の演説だったりしたのでは、描写の力量を備えた作…

「マキノ雅弘 ある活動屋の生涯」

TV

「おのれ、裏切ったな 「ばか、表がえったのじゃ マキノ雅弘は、なぜか見てしまう。 理由を考えるに、やはり大学時代に、マキノ雅弘に関する講義を受けたからだろうか。 映画と京都に郷愁を感じる。それと、この番組には、人が物を作るということの素朴な喜…

教師の仕事と技術

斎藤喜博 非常に昔の本なのに、リアリティがある。生の声が伝わってくる。教育って、授業って、子どもって、そうだよな、と思う。長い実践を経験してしか得られない言葉がある。理論としてでなく、実感として生まれた言葉。 発問から得た、解答によって、授…

NHKアーカイブス ドラマスペシャル「父の詫び状」

TV

向田邦子、原作杉浦直樹、吉村実子ほか みじめだった自分の少年時代を 彼の上にかさねて見ていたのだろう 必要なときのやさしさ ドラマって、こんなに木目細やかに表現できるのだな。 カットの使い方、ズームの方法、表情の変化、セリフの強弱、絶妙なカット…

地球ドラマチック

TV

犬と狼のちがい。 犬は人間に助けを求める。 人間に助けを求める犬だけが生き残った?

表現を味わうための日本語文法 もっと知りたい!日本語

かなり面白かった。 文法をこういう風に、生身の言葉を題材にして考えるという発想がまずなかった。 宮沢賢治の「注文の多い料理店」のラストなど、最高だである。ああいう発想なんだな。言葉を科学的に捉える、吟味して考える、というのが文法であるのだと…

星新一

TV

すごいイマジネーション。 ラスト、夢の映像がすごい。小説をこういう風に現代的に映像にできる創り手もすごいと思う。 星はあきれて、「文学が想像力を拒否するものだとは思わなかった。ぼくが純文学にあきたらなくなった理由がわかった」と発言した。SF的…

学級担任としての心得(教育新書)

ダメだ。学級としてまとまりがある、というのを無条件でいいことであると思っている、教師側の考えに、まずなっとくがいかない。人として、個人として、という思想がない。理想がない。こうならないように気をつけようと思う。 あくまで、集団として考えた時…

授業の腕をあげる法則(教育新書)

「できないことを、できるようにする」というのが教師の仕事。明るさとかいった性格が求められているわけではない。根性論ではない、といった言葉に救われる。 より具体的なことを考えないといけないのだと痛感。正確な知識の伝達がなによりも大事なのだと。…

暦の雑学事典

二十四節気は太陽が黄道を一年間で一周することから、黄道に設けた二四の目印に季節の名前を与えたもので、日付によって一年を表す暦とは直接の関係はない。どのような暦を使おうとも、二十四節気のそれぞれは、太陽観測によって一年のある時点に決まってし…