教育

求めるということ

求めるということ (1973年) (開く叢書〈2 斎藤喜博総編集〉)作者: 氷上正,斎藤喜博出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 1973メディア: ? クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 人間関係には、消極的な面と積極的な面とがある。消極的な面とは、…

この技術が教師を変えた

この技術が教師を変えた (教育技術の法則化双書)作者: 法則化日本海,向山洋一出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 1989/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 授業についての「問題意識」はなにか。 発問 ・視覚・聴覚・臭…

間違いだらけの塾選び

第5版 間違いだらけの塾選び (中学受験にチャレンジする前に (Part2))作者: 杉山由美子出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2006/09/15メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 素直な子どもが合格する。 「考えるこ…

「追究の鬼」を育てる(教育新書)

面白い授業の条件 ・基礎的・基本的な内容が入っている ・学習方法がよくわかる(×教え、わからせ、理解させる授業 ・子どもが受け身の授業ではダメ ・わかっている」と思っていることを、ネタで揺さぶり、「わかっていない」ことに気付かせる。 →疑問をもた…

シリーズ授業 1 国語 1 漢字の字源をさぐる 実践の批評と創造

おもしろかった。 谷川さんが、けっこう批判的に捉えていて、他の人も、わりかし本音でズバズバと自分の意見を言っている。それが、他の教育関係の本にはない、表面的なものでおわらせないものを感じさせる。河合さんだとか、教師のもっている影響力に、どん…

発問上達法

読みにくい文章ではあるが、述べている内容は、はっきりしている。 発問のパターンを理解して、教師の側で使い分け、段階を踏んで深めていき、授業構成していかないといけないことがわかる。 こうやって文章にしてもらって、はじめてわかることがある。小学…

教師の仕事と技術

斎藤喜博 非常に昔の本なのに、リアリティがある。生の声が伝わってくる。教育って、授業って、子どもって、そうだよな、と思う。長い実践を経験してしか得られない言葉がある。理論としてでなく、実感として生まれた言葉。 発問から得た、解答によって、授…

学級担任としての心得(教育新書)

ダメだ。学級としてまとまりがある、というのを無条件でいいことであると思っている、教師側の考えに、まずなっとくがいかない。人として、個人として、という思想がない。理想がない。こうならないように気をつけようと思う。 あくまで、集団として考えた時…

授業の腕をあげる法則(教育新書)

「できないことを、できるようにする」というのが教師の仕事。明るさとかいった性格が求められているわけではない。根性論ではない、といった言葉に救われる。 より具体的なことを考えないといけないのだと痛感。正確な知識の伝達がなによりも大事なのだと。…

プロ家庭教師の技

ノンフィクションとして面白い。 生徒の勉強との葛藤と、講師側の生き様と。 教育とはほめること。 自分とは何かを考えさせる 勉強以前の、人生の根源的なことを掘り下げて教育。人生に疑問をもたせる。自己をみつめ、国語に対する理解を深める。やがて思考…

発問・板書・教材研究のコツ

要約 小学生対象だからか、ある程度、自由。どこもを伸ばすほうに趣を置く。大村はまさんの本のように、「教え込む」ことを第一としない。 子どもの考えを引き出す。教師の意図に従った回答のみを重視しない。発問はできるだけ子どもが考えやすいように具体…

教えることの復権

教えることの復権 (ちくま新書)作者: 大村はま,苅谷夏子,苅谷剛彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2003/03/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 34回この商品を含むブログ (33件) を見る 「教える(詰め込む)」ということ教師の役割の第一として考える。…

やさしい教育心理学

やさしい教育原理

学ぶことは変わること。学ぶことは楽しい、世界が違って見えてくる。その楽しさがわかれば、自分から勉強しようと思えるようになる、 道徳は個人のうちに内在して、はじめて機能する。 授業のうまい教師。 具体的、絶妙な比喩で、わかりやすく説明。簡略な図…

教育の社会学

良い本。確かに、よい教師像、よい人間像というのが求められすぎ。『理想とする人間関係』みたいなものが、現実的に存在するものなのか?と。教育の現場で、生徒と教師の間で、もうちょっと肩の荷をおろすような心持があった方がよい。 一章の「いじめ問題と…

教育心理学を学ぶ (有斐閣選書)

最初の章と、最後の章が、驚くほど秀逸。こうした目標、志があるからこそ、細かな実験だとか、学問的研究ができるんだと思う。