2008-07-22から1日間の記事一覧

日本語テクニカルライティング

わずかな項にさかれた、論理学に関する部分がよい。文章に必要な、エッセンスとしての論理学。ある視点から見た『倫理学』だと、目的がはっきりしていて、わかりやすい。 『文章の展開』 ①原因から結果、結果から原因 ②原理から応用 ③問題提起から解決 ④具体…

「追究の鬼」を育てる(教育新書)

面白い授業の条件 ・基礎的・基本的な内容が入っている ・学習方法がよくわかる(×教え、わからせ、理解させる授業 ・子どもが受け身の授業ではダメ ・わかっている」と思っていることを、ネタで揺さぶり、「わかっていない」ことに気付かせる。 →疑問をもた…

神さまがくれた漢字たち

[rakuten:book:11322657:detail] ここまで霊的なことが関わってくるのね。着いていけない。と同時に、白川静って人は、どこまで思考を深めたのだろうか、と考える。常人には理解できない域にまで、想像力が及んでいたのだろうと思う。それにしても字源は難し…

シリーズ授業 1 国語 1 漢字の字源をさぐる 実践の批評と創造

おもしろかった。 谷川さんが、けっこう批判的に捉えていて、他の人も、わりかし本音でズバズバと自分の意見を言っている。それが、他の教育関係の本にはない、表面的なものでおわらせないものを感じさせる。河合さんだとか、教師のもっている影響力に、どん…

発問上達法

読みにくい文章ではあるが、述べている内容は、はっきりしている。 発問のパターンを理解して、教師の側で使い分け、段階を踏んで深めていき、授業構成していかないといけないことがわかる。 こうやって文章にしてもらって、はじめてわかることがある。小学…

日本語の歴史

かなりわかりやすい。言葉の変化の理由が、ものすごく良くわかる。説明の流れと具体例の入れかたがうまいのだと思う。 これを読めば、日本語の変化がよくわかる。言葉の変化にちゃんとした原因があることがわかる。良書。