学級担任としての心得(教育新書)
ダメだ。学級としてまとまりがある、というのを無条件でいいことであると思っている、教師側の考えに、まずなっとくがいかない。人として、個人として、という思想がない。理想がない。こうならないように気をつけようと思う。
あくまで、集団として考えた時に、どういう関係がおこりえて、そこからどう対処しないといけないのか、という視点であれば、まだなっとくいく。けれど、なにかまとまっていて、雰囲気がいいような感じを良しとするのが怖い。ある種の教師側の幻想のような気がする。個人としての人をしっかりと見れていない。理念が希薄。人と向き合っているという心構えがみられない。
人に対する見方が一面的だ。
集団内の規律は、個人のためにあるというのは、納得。
この本を読んでいると、自分の中学時代などを思い出し、向いていないしらんと思う。かならずしも、教育そのものには興味がないわけではないのだが、規律を強いる側にはまわれそうにない。そういう資格がありゃしない。
きまりとは
『きまり』は、誰かのためにあるのでなく、自分自身の『自立』のためにある。『きまり』を守らせるのではなく、『自立』をうながす。
生徒に、自らの「弱み」と戦わせる。
人間をつくる
何かを教えるとき、先生が手本を示して、教える。=(先生の)手順、具体例、見本、やり方。
例)宿題のやり方など。
→何かの決まりを教えるときも、先生側の行動の例によって、根拠付ける。見本を示す。
学級経営
ケジメ → マジメ → 民主主義
個人個人 → クラスとして → 社会として
問題起きた時
現状分析 → 即効策 → 問題は何か → 事後策