2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

やまだ紫

「しんきらり」 「食べ物ってさ その人が一番「おいしい」と思う食べ方をした方が身になるんだって お母さんは思うワケ... でさ、苺は苺のまま食べるのがおいしいとお母さんは思うから子供にそれを教えるのがお母さんの仕事なのよね。」「まりちゃんのおうち…

やまだ紫

「性悪猫」 夢を みていたよ 幸せな夢だったよ... やさしい自分であろう やさしさを 失くすまい と貴方が思うとき 貴方は 淋しいのだ やさしく 在ろうと努めたことが 誰の 何の 為になったろう …と思うとき 貴方は… 傷だらけだ やさしさ なんかに こだわるう…

やまだ紫

「ゆらりうす色」 抱けと望めば 揺籃にでもなろうとする 男の純情が 暖かに染みる 「欲しいものって、自分でなんとかしたいものね 「どうにもならないものには手を出さないの 男だって女だって 大人だって子供だって みんな同じなんだ 赤ん坊みたいに ドキド…

山本おさむ「わが指のオーケストラ」

知らなかった。聴こえないとはこういう事なのか!! 言葉を持たないというのはこういう事なのか!! コミュニケーションの断絶から疎通の流れ 手話を使って他人と少しでも通じあえる事 その事で心の解放感を味わっているのだ 手話って自己開示が絶対に必要 耳が…

一条ゆかり「恋愛倶楽部」

恋愛を功利的に捉える。サービスし、楽しませるもの。 まぁ、現代人の恋愛に対する一部分を表現してるとは思うけど、愛ってそんなもんじゃないんじゃない?って部分もある。ごく自然に、人格に轢かれあって、いくもんじゃないのかって。付加価値を追求したっ…

杉浦日向子

「とんでもねえ野郎」 この主人公の無責任さ、かっこいいって思った。弱い!んでもって無責任!いい加減!ずるい!しかしどこか乙である。遊んで、奥さんが美人ってとこが、そうさしてるんだけど、とことんいい加減ながらも、前向きでポジティヴだからだろう…

CUBE

CUBE [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 1999/03/17メディア: DVD クリック: 24回この商品を含むブログ (94件) を見る いまちゃんと見ました。どういう映画かはわかっていたけど、ちゃんと見たことはなかったんで。 う〜ん、すごい良かった。も…

諸星大二郎

「無面目・太公望伝」 「無面目」瞑想だけしていた悟りを開いたような状態の"混沌"が、笑いを覚え、暴力に見入り、権力に拘泥し、女を愛し、農耕生活を慈しむようになる。途中、死を厭わない存在というのがテーマかと思ったが、何も無い状態から、さまざまな…

近藤ようこ

「美しの首」 近藤ようこさんは人の生き様を長いスパンで見ることができるんだと思う。だから結ばれることの決まっている許嫁同士や、あの世に半分足を入れている厨子王丸なんかが描けるのだろう。 「雨は降るとも」の場合は最後の2ページあたりで、はっき…