国語

日本語の豊かな使い手になるために―読む、書く、話す、聞く

日本語の豊かな使い手になるために―読む、書く、話す、聞く作者: 大岡信出版社/メーカー: 太郎次郎社発売日: 2002/07/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (5件) を見る タバコを買うのに自動販売機の内部構造は知らなくてもいい…

国語表現力の構造と育成―内的言語活動を主体とする理論と

学習者の視点にたって、指導、発問。 学習者の、教育以前の能力を、発揮させる。内的言語をそだてる。教育的見地、正しい視点、という、固定した見方から生徒をみないこと。

国語おもしろ勉強法

国語おもしろ勉強法―「読み」の力がぐんとつく (手をつなぐ中学生の本)作者: 大西忠治出版社/メーカー: 民衆社発売日: 1986/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る "読む力"、"読み方"が必要な本もある。真実が描かれ…

漢字

白川静 導入の部分が、すばらしい。 この人のイマジネーションの世界のような気もするが。これが、どこまで学問として成立するのか。実証的な部分が説明できているのか、疑問だが、「なんかすごい」勘はある。 文字は、「神話」を、「歴史」にする。そのこと…

PISA型「読解力」 考え方と実践

PISAが調査の対象とした範囲の考え方が、国語教育にはなかった。生徒がこれから出てゆく社会で、活用できる読解力。読み取り、自分のものとする力をつけるためには、どうすればいいのか。 これからの国語教育の考え方。 ま、何か正統な読みがあって、それを…

説明的文章の教材研究論

説明的文章の教材研究論 (1980年)作者: 渋谷孝出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 1980/09メディア: ? クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る どういった文章が国語の教材にふさわしいかという、教材以前の問題。どういう議論をすべきか。どう…

楽しく力のつく説明文の指導

小学校説明的文章の学習指導課程をつくる―楽しく、力のつく学習活動の開発作者: 吉川芳則出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 2002/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る 小学生に、具体的にどのように授業を進…

ものの見方・考え方

ものの見方・考え方―教育的認識論入門作者: 西郷竹彦出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 1991/03メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 国語の教材を、どういう風に読んでいくのか。どういった観点が必要なのか。 そして、な…

授業づくりの構造

授業づくりの構造 (TaiShuKan 国語教育ライブラリー)作者: 安居総子出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 1996/07/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 趣旨は、国語教師として、「授業」とは、どのように考えるべきか、とい…

神さまがくれた漢字たち

[rakuten:book:11322657:detail] ここまで霊的なことが関わってくるのね。着いていけない。と同時に、白川静って人は、どこまで思考を深めたのだろうか、と考える。常人には理解できない域にまで、想像力が及んでいたのだろうと思う。それにしても字源は難し…

日本語の歴史

かなりわかりやすい。言葉の変化の理由が、ものすごく良くわかる。説明の流れと具体例の入れかたがうまいのだと思う。 これを読めば、日本語の変化がよくわかる。言葉の変化にちゃんとした原因があることがわかる。良書。

わかってる先生の読みとり講義

わかってる先生の読みとり講義 (下村式・国語教室)作者: 下村昇出版社/メーカー: 論創社発売日: 1999/06メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 文と文との関係を線でつなげる。中心文だと思うものに向けて→をつける。 中心文(=…

国語表現事典 (1981年)

東京堂出版 村松定孝 大矢武師 すなわち、物語・小説の場合では、「何をしたか」が説明ではなく、描写によって書かれていなければいけないのであって、小説でありながら、その表現が梗概になっていたり、作者の演説だったりしたのでは、描写の力量を備えた作…

表現を味わうための日本語文法 もっと知りたい!日本語

かなり面白かった。 文法をこういう風に、生身の言葉を題材にして考えるという発想がまずなかった。 宮沢賢治の「注文の多い料理店」のラストなど、最高だである。ああいう発想なんだな。言葉を科学的に捉える、吟味して考える、というのが文法であるのだと…

これで古典がよくわかる

良書 難しい内容を、やさしく

日本語のコツ

授業につかえる。 具体的な言葉から、文法的知識へと一般化する手法がうまい。 例が鋭いということか。

大学受験のための小説講座

小説は「書かれていないこと」を読み取る (いわゆる「行間」を読む) それはなにか → 主人公の「気持ち」(=内面・自我)(例)朝九時におきて、急いで家を出た。(→ 「急いで」より、遅刻しそうだ *細部を読み取る) 優れた小説は、書かれていないこと」…

まちがいだらけの日本語文法

非常に参考になったのだが、やはり体系的に学びたい。 しっかり勉強しないといけないのだろう。 ある構造では「太郎」が主語になるし、別の構造では「平泳ぎ」が主語になるというだけのことです。 英語や中国語には、主語や目的語を表すための、日本語の「が…

日本語のしくみがわかる本

町田健 学校文法の弊害。定義がはじめにありきで、その定義の上で学校文法は構築されている。定義の説明の部分がいい加減である。 こういう文節の定義は、実はすごくおかしいわけです。なぜかというと、「文節とはこれこれこういうものなんだから、それぞれ…

すぐわかる日本の文学

『土佐日記』紀貫之 女性の立場をとったため、日記は漢文ではなく仮名書きで和歌を入れることが可能となり、土佐でなくした女児への追憶や「このわたり、海賊の恐れあり、といえば、神仏を祈る」など、悲しみや恐怖を素直に表現できたのです。 この本かわに…

「言葉」から考える読解力

「言葉」から考える読解力―理論&かんたんワーク作者: 森山卓郎出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 2007/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 読解の『ポイント』をおさえる! 『論理的思考』を教える。 説明文で重要なこと 文脈を"関連…

漢字のはなし

話の流れがスムーズ ちゃんと要点を押さえながら展開していく。読みながら重要なところを、「流れ」としてちゃんと理解できる。具体例も秀逸。

古典がもっと好きになる

柔軟な思想の持ち主による、古典の面白みを伝える本。 古典って基本的に自由で面白いものであることが感じられる。 文法に執着しない。徒然草の時代背景を読む。戦乱の時代に、このような無常観の本が書かれたということ。たしかに時代背景が分からないと、…

国語のとびら

かなり勉強になった。技術論から、その技術がどういう意味があるのかまでしっかりと分かる。 後半は、すこしだれる。ちょと古いなぁという考え方も。言葉に対する考え方が。 学習内容が「わかる」ということは、単に知識として覚えるいうだけでなく、それら…

教材解釈の力量をつける

かなりの良書。いい本にめぐり合えた。国語教育の意義を知ることができた。やっぱ、国語ってのは奥深い。一生を捧げるほどの価値があるな、と思えた。

わかったつもり

文と文の関連性が分かったとき、文章がわかる。文と文の関連性がつながったとき、理解できる。 設問によって、より深い読みを求められる。設問によって、文章と文章の関連性を考えさせられる。設問によって、ある文とある文をつなげることが求められる。 一…

秘伝中学入試国語読解法(新潮選書)

「こうであらなければならない」の逆。 入試はリアリスティック。完全に"大人"の世界。変な理想を持ち込まないようにして、完全に、大人の姿勢で"教え込む"。 国語の問題には作り手がいるということ。国語の問題の限界。 P180 この物語は何が成長と考えられ…

日常言語の推論

小論文を学ぶ

小論文を学ぶ―知の構築のために作者: 長尾達也出版社/メーカー: 山川出版社発売日: 2001/08/01メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 111回この商品を含むブログ (46件) を見る 客観世界と主観世界は結びついていた。占星術もその考え方。 人間は宇宙の一部…