2008-01-01から1年間の記事一覧

男子高生のための文章図鑑

中島らも 荒俣宏 大岡昇平 富岡多恵子「不許可写真」 それは、戦地での体験を昔の兵士が語る時に、たいていは感傷によっていい思い出だけがフルイにかけられて出てくるのに似ている。〜。実際、庶民の戦争体験記をいくら数多く集めても戦争なら戦争の正体を…

女子高生のための文章図鑑

吉田加南子 金井美恵子 子ども時代に読んだ秀れた少年少女小説というものは、たとえばシュヴァイツァーが、バッハの練習曲について、たとえ無理矢理いやいやながら練習させられた子どもでも、一度、バッハを自分の指で弾いたことのある子どもなら、その子は…

辛坊 治郎

[ 人研 ] まあでも大阪と東京で新聞コーナーなら新聞コーナーで読むわけじゃないですか。でやはり大阪の人と東京の人というのは感性が違うわけじゃないですか。 [ 辛坊 ] 全く意識しない。基本的にねぇ、それは大阪だから東京だからという以前に人間というの…

細谷亮太

TV

これは、見てしまう。 仕事を続ける上で、心を鍛えていったんだと思う。 納得させる考え方。のりきることができるように思わせる考え。 どうしようもない辛さにたいする。

日本語テクニカルライティング

わずかな項にさかれた、論理学に関する部分がよい。文章に必要な、エッセンスとしての論理学。ある視点から見た『倫理学』だと、目的がはっきりしていて、わかりやすい。 『文章の展開』 ①原因から結果、結果から原因 ②原理から応用 ③問題提起から解決 ④具体…

「追究の鬼」を育てる(教育新書)

面白い授業の条件 ・基礎的・基本的な内容が入っている ・学習方法がよくわかる(×教え、わからせ、理解させる授業 ・子どもが受け身の授業ではダメ ・わかっている」と思っていることを、ネタで揺さぶり、「わかっていない」ことに気付かせる。 →疑問をもた…

神さまがくれた漢字たち

[rakuten:book:11322657:detail] ここまで霊的なことが関わってくるのね。着いていけない。と同時に、白川静って人は、どこまで思考を深めたのだろうか、と考える。常人には理解できない域にまで、想像力が及んでいたのだろうと思う。それにしても字源は難し…

シリーズ授業 1 国語 1 漢字の字源をさぐる 実践の批評と創造

おもしろかった。 谷川さんが、けっこう批判的に捉えていて、他の人も、わりかし本音でズバズバと自分の意見を言っている。それが、他の教育関係の本にはない、表面的なものでおわらせないものを感じさせる。河合さんだとか、教師のもっている影響力に、どん…

発問上達法

読みにくい文章ではあるが、述べている内容は、はっきりしている。 発問のパターンを理解して、教師の側で使い分け、段階を踏んで深めていき、授業構成していかないといけないことがわかる。 こうやって文章にしてもらって、はじめてわかることがある。小学…

日本語の歴史

かなりわかりやすい。言葉の変化の理由が、ものすごく良くわかる。説明の流れと具体例の入れかたがうまいのだと思う。 これを読めば、日本語の変化がよくわかる。言葉の変化にちゃんとした原因があることがわかる。良書。

私のこだわり人物伝「横溝正史」

TV

日本人は恋愛映画はあたらない。 ヨコの線ではなく、タテの線は受ける。 「〜族」というのがよい。 この指摘するどい。ブームを読める、ちゃんとそれを分析できているというのが。

わかってる先生の読みとり講義

わかってる先生の読みとり講義 (下村式・国語教室)作者: 下村昇出版社/メーカー: 論創社発売日: 1999/06メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 文と文との関係を線でつなげる。中心文だと思うものに向けて→をつける。 中心文(=…

国語表現事典 (1981年)

東京堂出版 村松定孝 大矢武師 すなわち、物語・小説の場合では、「何をしたか」が説明ではなく、描写によって書かれていなければいけないのであって、小説でありながら、その表現が梗概になっていたり、作者の演説だったりしたのでは、描写の力量を備えた作…

「マキノ雅弘 ある活動屋の生涯」

TV

「おのれ、裏切ったな 「ばか、表がえったのじゃ マキノ雅弘は、なぜか見てしまう。 理由を考えるに、やはり大学時代に、マキノ雅弘に関する講義を受けたからだろうか。 映画と京都に郷愁を感じる。それと、この番組には、人が物を作るということの素朴な喜…

教師の仕事と技術

斎藤喜博 非常に昔の本なのに、リアリティがある。生の声が伝わってくる。教育って、授業って、子どもって、そうだよな、と思う。長い実践を経験してしか得られない言葉がある。理論としてでなく、実感として生まれた言葉。 発問から得た、解答によって、授…

NHKアーカイブス ドラマスペシャル「父の詫び状」

TV

向田邦子、原作杉浦直樹、吉村実子ほか みじめだった自分の少年時代を 彼の上にかさねて見ていたのだろう 必要なときのやさしさ ドラマって、こんなに木目細やかに表現できるのだな。 カットの使い方、ズームの方法、表情の変化、セリフの強弱、絶妙なカット…

地球ドラマチック

TV

犬と狼のちがい。 犬は人間に助けを求める。 人間に助けを求める犬だけが生き残った?

表現を味わうための日本語文法 もっと知りたい!日本語

かなり面白かった。 文法をこういう風に、生身の言葉を題材にして考えるという発想がまずなかった。 宮沢賢治の「注文の多い料理店」のラストなど、最高だである。ああいう発想なんだな。言葉を科学的に捉える、吟味して考える、というのが文法であるのだと…

星新一

TV

すごいイマジネーション。 ラスト、夢の映像がすごい。小説をこういう風に現代的に映像にできる創り手もすごいと思う。 星はあきれて、「文学が想像力を拒否するものだとは思わなかった。ぼくが純文学にあきたらなくなった理由がわかった」と発言した。SF的…

学級担任としての心得(教育新書)

ダメだ。学級としてまとまりがある、というのを無条件でいいことであると思っている、教師側の考えに、まずなっとくがいかない。人として、個人として、という思想がない。理想がない。こうならないように気をつけようと思う。 あくまで、集団として考えた時…

授業の腕をあげる法則(教育新書)

「できないことを、できるようにする」というのが教師の仕事。明るさとかいった性格が求められているわけではない。根性論ではない、といった言葉に救われる。 より具体的なことを考えないといけないのだと痛感。正確な知識の伝達がなによりも大事なのだと。…

暦の雑学事典

二十四節気は太陽が黄道を一年間で一周することから、黄道に設けた二四の目印に季節の名前を与えたもので、日付によって一年を表す暦とは直接の関係はない。どのような暦を使おうとも、二十四節気のそれぞれは、太陽観測によって一年のある時点に決まってし…

これで古典がよくわかる

良書 難しい内容を、やさしく

高畑 勲 趣味:勉強って 佐高信さんはそういう雑誌にいたからこそ、企業の実像をつかむことができたのであり、責められるというよりはある意味誇りではないかともおもうのですが。 自ら愚かな悪を演じることで、情報をチェックすることの大切さを言おうとして…

小論文 これだけ書ければ合格できる!

課題文より、素直に「考えた」ことを書く。 読み手は、その考えた思考の順序を読むのが面白い。 小論文を書けるということは、必要である。論理的な文章が書けるということは、必要である。そして、それが評価の対象になるというのも当然であると思う。 この…

論文・レポートの文章作法

良書。 言葉の仕組みから、良い文章を考える。論文・レポートの文章作法 (有斐閣新書)作者: 古郡廷治出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 1992/07/01メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る 結束性の強い文章を作らないといけない。結束…

日本語のコツ

授業につかえる。 具体的な言葉から、文法的知識へと一般化する手法がうまい。 例が鋭いということか。

地球ドラマチック 巨大化石が眠る南米の地底湖▽潜水発掘アドベンチャー すごいロマン おおナマケモノ

世界遺産「ティカル国立公園」

TV

ピラミッドのための漆喰 石灰岩から漆喰 石灰を練れば 石灰石を焼けば漆喰 薪が必要 樹木が燃料 森林伐採 水不足へ 食糧不足 戦争、破壊と略奪 都市とすてる 古代の都市と自然の関係

Oasis - Whatever

この後ろに漂う自由感。 多くの人が求めて、そして得られないもの。 オアシス。