秘伝中学入試国語読解法(新潮選書)
「こうであらなければならない」の逆。
入試はリアリスティック。完全に"大人"の世界。変な理想を持ち込まないようにして、完全に、大人の姿勢で"教え込む"。
国語の問題には作り手がいるということ。国語の問題の限界。
P180
この物語は何が成長と考えられているのか、をはやく理解する(読み取る)こと。
友達を得ること、人と仲良くなること。または、友達を失うこと、孤独(一人)になること。
直感的に全体のテーマを理解しないといけない。細部や部分を積み上げてテーマにたどり着くのではなく。
物語の型を頭に入れながら、読み進めていく。
P187
大人の文章は二元論。
「しかし」を使って二元論で語る。
P292
中学入試の「気持ち」はつくられてゆく。
P298
入試問題の設問は、こんな具合に全体が相互に関連し合って一つの読み方を作り上げていう。