小論文を学ぶ
- 作者: 長尾達也
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 単行本
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- 客観世界と主観世界は結びついていた。占星術もその考え方。
- 人間は宇宙の一部にすぎず、宇宙が変化すれば人間も変化すると考えていた。
中世までは「主観−客観」の区別はなく、主観的世界は客観的世界と結びついていた、というのが驚き。
歴史をさかのぼってみるに、過去の人間は今の人間と世界のとらえ方が違う。人身御供ってのは、やっぱその時代の人にしてみれば、ごくごく普通のことだったんだもんな。今の時代に、たまに感じる「自然の驚異」が何千年前ではれば"それが全て"だったわけだし。