小論文を学ぶ

小論文を学ぶ―知の構築のために

小論文を学ぶ―知の構築のために

  • 客観世界と主観世界は結びついていた。占星術もその考え方。
  • 人間は宇宙の一部にすぎず、宇宙が変化すれば人間も変化すると考えていた。

 中世までは「主観−客観」の区別はなく、主観的世界は客観的世界と結びついていた、というのが驚き。
 歴史をさかのぼってみるに、過去の人間は今の人間と世界のとらえ方が違う。人身御供ってのは、やっぱその時代の人にしてみれば、ごくごく普通のことだったんだもんな。今の時代に、たまに感じる「自然の驚異」が何千年前ではれば"それが全て"だったわけだし。