漫画

織田信長

織田信長(4) (講談社漫画文庫)作者: 横山光輝,山岡荘八出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/07/12メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る駆け引き。問答。はじめに、謎のような、ふっかけがあり、あとに納得する理由がある。 最…

織田信長

織田信長(1) (講談社漫画文庫)作者: 横山光輝,山岡荘八出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/06/11メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見るかけひき。面白い。 裏を読む。裏が、表として表れる。

三国志

三国志 (1) (MF文庫)作者: 寺島優,李志清出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2001/06メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見るセリフのつながりが良い。 実際の三国志に比べたら、淡白なんだろうけれど、実際を知らないか…

孫子の兵法

孫子の兵法 孫武と伍子胥作者: 李志清出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2006/09メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (7件) を見る人間が、どこまで、自分に権威を持たせることができるかみたいな話に感じられる。そこにおける、…

豊臣秀吉

豊臣秀吉(6)異本太閤記 (講談社漫画文庫)作者: 横山光輝,山岡荘八出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/08/02メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る歴史物の面白さを感じられた。 駆け引き。戦において考えるべきことなど。 戦国…

水滸伝

水滸伝 (1) (MF文庫)作者: 李志清,夏秋のぞみ出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2004/12メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る人としての、潔さ、清さ、みたいなものを学んだ。 まっさらな志というか。 それが、暴力的…

Blue Sky

やまだ紫 人間関係の幸せってなんだ、と考えた。子どもがいて、ある意味、理想的といえる夫のような存在がいて、それでもいろいろ考える。主人公の内面に深く入り込むことがなければ、この話ってすごく幸せなストーリーであるように思う。とくにこれといった…

しりあがり

2巻までの展開が、けっこうすごかったな、と。あれは、あの結論にいたるまで、その過程が面白かった。オチはそれほど、って。過程の段階の方が、自分の思考は自由に羽ばたける。意外と、オチを読んでしまうと、その自分が持っていたワクワク感が収斂してし…

こうの史代「長い道」

最後のマンガ「いつか来た道」がよかった。1ページの中に平凡な一日を描く。そこに日常の温かさを感じる。そして昔の恋人の結婚の知らせ。ダイナミックに描くことのない画風。 主人公の生活の"リズム"を感じる。自分のリズムをもっている人なんだと、マンガ…

山本おさむ「遥かなる甲子園」

ホームヘ突入だ いい人を信じる

浦沢直樹「Monster」

彼には子供の頃から、怪物的なカリスマがあった。 子供の頃からのカリスマ... まるで、イエス・キリストのようじゃないか。 こういう場合、どういう顔をすればいい? どういう反応が、正しいんだ? これまで私達親子は、何も語らずに過ごしてきた・・・ お互…

山本おさむ「どんぐりの家」

この子は、ただ無為に生きているのではない。 生きぬこうとする決心 生きぬこうとする必死の意欲を持ち、 自分なりの精一杯の努力を注いで、生活しているのだ。 社会にはいろんな人がいるじゃない。 健康な人、病気な人、若い人、お年寄り! 私たちだって、…

近藤ようこ「春来る鬼」

結局わたしにはよくわからなかった夫の骨が 安物の喪服を通してわたしに触れてくる それはわたしたちのチグハグな結婚生活の 終わりにふさわしい物理現象だった わたしはなにもしてない 売春すらしてない わたしは自分の影を売って 生活してるのよ 勉強は単…

やまだ紫

「しんきらり」 「食べ物ってさ その人が一番「おいしい」と思う食べ方をした方が身になるんだって お母さんは思うワケ... でさ、苺は苺のまま食べるのがおいしいとお母さんは思うから子供にそれを教えるのがお母さんの仕事なのよね。」「まりちゃんのおうち…

やまだ紫

「性悪猫」 夢を みていたよ 幸せな夢だったよ... やさしい自分であろう やさしさを 失くすまい と貴方が思うとき 貴方は 淋しいのだ やさしく 在ろうと努めたことが 誰の 何の 為になったろう …と思うとき 貴方は… 傷だらけだ やさしさ なんかに こだわるう…

やまだ紫

「ゆらりうす色」 抱けと望めば 揺籃にでもなろうとする 男の純情が 暖かに染みる 「欲しいものって、自分でなんとかしたいものね 「どうにもならないものには手を出さないの 男だって女だって 大人だって子供だって みんな同じなんだ 赤ん坊みたいに ドキド…

山本おさむ「わが指のオーケストラ」

知らなかった。聴こえないとはこういう事なのか!! 言葉を持たないというのはこういう事なのか!! コミュニケーションの断絶から疎通の流れ 手話を使って他人と少しでも通じあえる事 その事で心の解放感を味わっているのだ 手話って自己開示が絶対に必要 耳が…

一条ゆかり「恋愛倶楽部」

恋愛を功利的に捉える。サービスし、楽しませるもの。 まぁ、現代人の恋愛に対する一部分を表現してるとは思うけど、愛ってそんなもんじゃないんじゃない?って部分もある。ごく自然に、人格に轢かれあって、いくもんじゃないのかって。付加価値を追求したっ…

杉浦日向子

「とんでもねえ野郎」 この主人公の無責任さ、かっこいいって思った。弱い!んでもって無責任!いい加減!ずるい!しかしどこか乙である。遊んで、奥さんが美人ってとこが、そうさしてるんだけど、とことんいい加減ながらも、前向きでポジティヴだからだろう…

諸星大二郎

「無面目・太公望伝」 「無面目」瞑想だけしていた悟りを開いたような状態の"混沌"が、笑いを覚え、暴力に見入り、権力に拘泥し、女を愛し、農耕生活を慈しむようになる。途中、死を厭わない存在というのがテーマかと思ったが、何も無い状態から、さまざまな…

近藤ようこ

「美しの首」 近藤ようこさんは人の生き様を長いスパンで見ることができるんだと思う。だから結ばれることの決まっている許嫁同士や、あの世に半分足を入れている厨子王丸なんかが描けるのだろう。 「雨は降るとも」の場合は最後の2ページあたりで、はっき…

近藤ようこ

「極楽ミシン」 近藤ようこってすごい漫画家だなぁと思う。内容は小説的。絵の構図もすばらしい。捉え方、角度など。漫画表現の新たな面を知った。大人の漫画だと思う。内容は人生の一部。その人の、生き方を徐々に浮かび上がらして、最後にその人の生き様の…

永井豪

「切れた糸」 SF短編傑作選、みたいな本。SFのキモを押さえていてよくできている。藤子不二雄に似ている。人間性はもっとドロっとして、グロテスクでえげつない。これを読んでから「デビルマン」を読むべきだった。そしたら「デビルマン」の奥深いところをも…

永井豪

「デビルマン」 グロテスクの一言。そのグロテスクさに、変な真髄さを持たした点で読む価値があるかなぁ。小学生高学年くらいに読むべきだと思う。愚直にグロテスクだから、直接胸打つのは、それくらいの時期がいいと思う。赤塚不二夫みたいなもんやなぁ。ま…

近藤ようこ

「見晴らしガ丘にて」 インテリの文学青年が、浅学な文学知識を披露して、思いを寄せる女性に優位に立とうとする。が、しかし女性の方が上手で、青年のとってつけたような文学嗜好のさらに上を実は行っている。そうしか関係を見せながら、最後、その関係の結…

諸星大二郎

「彼方より」 ぜんぶ読んでたんで、わりかし中心的な部分はつかんでるなって思った。

くらもちふさこ

「わずか5センチのロック」 こうやって男の子と接近して、告白されるのが女の子は喜ぶんだねって感想。

永井豪

「ダンテ」 現世の罪が、死後の世界でどのように罰せられるかって話(だから現実でちゃんと生きろよってメッセージ)。だけどやたらとマゾヒスティックな描写に目がいった。あと体の描き方が筋肉マンチックだと思った。