佐藤順子「ひとり暮らしの知恵」大和書房

それはどのような生活財を、どのような価値観のもとに選んで生活を組み立てるかが問われるという事です。
いってみれば「どう生きるか」というベースがあって、そこから生活財の選択が選択が始まるのです。

収入を増やそうと思えば自分で自分のキャリアアップ・プランをもたなければならないのです。

「誰にでも通用する生活」の設計ではなく、めいめいの「生きかた」のプランがまずあって、それに沿った経済設計を考えることです。

あなたの「生きかたプラン」がしっかりできていれば、この人となら一生を共にしてもいい、という相手が現れたときも、あなたの物差しに従って相手の人物を正しく評価できます。

*人生って、計画が大事なんだな。その計画を立てるための価値観が見当たらない。おのれの力で生きて生きたい!って思うのだが、どうもこやつがシンジラレナイ。

ひとり遊びが上手な友達を脇から見ていると、共通した特徴があります。それは好奇心があるか否かです。
では「好奇心」を育てる方法があるのかどうか。私にはわかりません。
たぶん、どんな小さなことでも「あっ」と思った瞬間の感覚を大切にあたためることが好奇心をかき立てる源ではないか、と感じています。

*たいして重要な本でもなかったけど、ところどこら「生き方」だとかの言葉が出てくるとはっとする。
いたって常識的なことが書かれているだけのことなのに、それが自分に欠けている部分だから、読んでいて驚くんだろう。
こういう真っ当で自然な意見は、いまのフヤケタ生き方に芯を通させるという意味でありがたい。