持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想

持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想 (ちくま新書)

持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想 (ちくま新書)

 アマゾンにも似たような書評があったけれど
 現状の問題点の分析、おおきな歴史の流れの中の転換点としての今、そして理想、といった部分の説明は分かるけれど、理想を実現させる具体的な内容に乏しいというか。そりゃ若者と老人が交流できるような場があるのは理想だけれど、それが本当に持続可能な状態にするには、どういった具体策が必要なのかが、いまいちわからない。全部、国の制度の問題なのか?
 この本は、経済学書のような感覚で読む。わりかし基本的な福祉に関する用語が理解できていないから、しっかり読みながら用語の使われ方を頭に入れていく。
 *5章まで読了。ちょっと文章が分かりにくいな。自分の知識が足りないかもしれない。もう少し、経済関係と福祉関係の用語に慣れてから読むと、理解が進むのかもしれないが。