わくわく授業

u09042008-02-10

子どもたちは、手の動きや位置、顔の表情などを組み合わせて、
様々な状況を瞬時に伝え合います。
そんな彼らにとって、日本語は外国語のようなもの。
文章を書く時には「が」や「を」などの助詞が難題となります。


子ども同士のコミュニケーションを最も大切にする加藤先生。
日本語の間違いがあった場合でも、すぐに正しい答えを教えず、
子ども同士で間違いに気づき、手話を使って教え合うよう、導いていきます。


手話の世界に生きる子どもたちが、
日本語の世界に一歩ずつ踏み出す姿を見つめます。

 子どもの考える力をひきだすパワーが先生にあったなぁ。子どもの平行になって対応するというか、目線が同じで、子どもが自主的に考えるのを待つ時の姿勢でも、けっして上からでない。ある種、先生自体も格闘しているような感じをうけた。おそらく、子どもがしている格闘がわかるから、そうした姿勢をとれるのかもしれない。上からでない姿勢。子どもをけっしてバカにしていない。
 あと、純粋に子どもがかわいかった。ああやって、感情を身振り手振りで伝えるってのは、見ていて面白い。そういう面では、あの子達は、表現豊かだなぁって思った。