何をいまさら
- 作者: ナンシー関
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/04
- メディア: 文庫
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・テレビは経過をつたえるのに適切なメディア
ドキュメンタリーとかでもそうだけど、何か明確な結論がなくても、番組は成立してしまう。これがノンフィクションだと、そうはいかないんじゃないか。それなりに、問題提起⇒結論(じみたもの)が必要。
テレビはそんなに深く構成を考えないでも、影響力のあるものを作れてしまう。
どうもこの「何で?」というリアクションの裏には「何故、青森でガラス屋なのか。青森とガラスは関係ないじゃないか」という思考経路があるらしい。〜。あれは悪いことをした。その人がりんごを唯一の手がかりとして築き上げた青森のイメージを、私は根底から崩してしまったのかもしれない。
心理学的。人は単純なイメージに当てはめて、初対面の人を知ろうとしている。だから、分かりやすい"つながり"をはじめは求めてしまう。