斉藤孝「自己プロデュース力」

 自分自身を組み替え、どんどんつくり変えていくことに大きなポイントがある。

 けっして型にはめる、という枠にとどまらない。自分を意識して形作り、そしてそこからさらにそれを変革できるようにもなる。自分を自由自在に、意図的に、"創れる"感じ。

 自分を象徴するビジュアルを持ち、イメージをつくり上げる。

 自分がよくわかっていないと、自分の良さなんて引き出せないもんだ。
 斉藤さんは、ちょっと胡散臭いが、今の時代にあった処世術にちかい本を出してると思う。わかりやすいし、なにより読みやすい。ビジュアル的にも"売れる"本作りをしていると思う。